★中小企業の技術課題を解決します
様々な製品開発・設計に携わった経験から、下記のような様々な技術的課題に対して具体的な解決策を提供して参りました。
※保有資格:技術士(機械・総合技術監理部門)、QMS審査員補
●新製品開発支援 製品開発におけるアイデアの実現性、構造の妥当性、材料選択、製造方法、試作に関する課題解決を支援します。 | |
●製造工程の課題解決・生産性改善支援 生産性が上がらない、同じトラブルを繰り返す、設備が老朽化しているなどの問題に直面していませんか。御社の現場を拝見し、じっくりお話を伺った上で、御社に即した最適な課題解決方法をご提案します。情報デジタル化に伴うITシステム導入にも豊富な経験があり、補助金の活用も含めて、実際に課題が解決するまで伴走致します。これまで、十社以上の中小企業に対する課題解決をご支援させて頂いています。 | |
●知財戦略に関するコンサルティング | |
・特許の抽出と出願/審査請求の有効性判定 | |
・特許のライセンス交渉 | |
・職務発明規定の作成 | |
●各種補助金申請支援 生産性向上や新製品開発に活用できる「ものづくり補助金」を始め各種補助金の申請支援を行なっています。財務上の事業計画はもちろんですが、導入設備/製品の仕様や優位性・生産性を、技術的な側面から確実に把握して実現可能な計画立案を策定できるのが強みです。これまで、支援した中小企業の採択率は8割を超えています。 | |
●品質マネジメントシステム(QMS)導入に関するコンサルティング
以前勤務していた企業で自社の品質マネジメントシステムを構築した経験と、QMS審査員補の知識を活かして、御社の実態に合ったマネジメントシステム構築のお手伝いを行います。 |
◆支援実績 例
- 内装建材メーカーの情報デジタル化と自動検査システム導入による生産工程効率化改善支援
- AIによる計測システム開発ベンチャーに対する新製品開発支援及び機器筐体設計・試作
- エレベーターメーカーの品質マネジメントシステム構築及びISO9001認証取得支援
- 測量・設備点検企業の新規ドローン導入に関する助成金申請支援
- 金属パイプ加工メーカー、建材加工メーカーの自動化設備導入に関する助成金申請支援
- 太陽光発電システム導入保守会社の新規設備導入に関する助成金申請支援
- 設計開発請負企業の特許要素抽出及び取得に関する支援
【技術的な課題について】
中小企業が直面する技術的課題は多岐にわたり、これらを解決することは企業の持続的成長と競争力向上に不可欠です。本記事では、中小企業が抱える技術課題の解決策について、信頼性の高い情報に基づき解説します。
技術課題の特定
中小企業は限られたリソースの中で、技術課題を正確に特定する必要があります。これには、業界のトレンド分析、顧客のニーズ調査、自社製品やサービスのパフォーマンス評価などが含まれます。特定された課題を明確にすることが、適切な解決策を見つける第一歩です。
知識とスキルの獲得
技術課題に取り組むためには、適切な知識とスキルが必要です。中小企業は、外部の専門機関やコンサルタント、大学などの研究機関との連携を図り、必要な専門知識を補充することができます。
テクノロジーの活用
デジタル化や自動化技術の進展は、中小企業にとっても利用しない手はない機会を提供しています。例えば、クラウドサービスの利用による業務効率化、IoTを活用した機器のリモートモニタリング、AIを用いたデータ分析などが挙げられます。これらのテクノロジーを活用することで、効率的に課題解決に取り組むことができます。
ファイナンスの確保
技術開発や新しいシステムの導入には資金が必要です。中小企業は、政府の補助金や助成金を活用したり、ベンチャーキャピタルからの投資を受けたりすることで、必要なファイナンスを確保することが可能です。資金調達の選択肢は様々あり、それぞれの企業に適した方法を選ぶことが重要です。
協業とパートナーシップ
他の中小企業や異業種の企業との協業も、技術課題を解決するうえで有効な手段です。協業を通じて、相手の持つ技術や知識、市場へのアクセスを共有することができます。また、供給チェーン内でのパートナーシップを強化することで、技術的な問題を共同で解決し、全体としての競争力を高めることができます。
結論
中小企業の技術課題を解決するには、課題の特定から始め、必要な知識とスキルの獲得、最新テクノロジーの活用、資金確保、そして協業といったステップが必要です。これらのステップを踏むことで、中小企業は自身の課題を克服し、持続可能な成長を達成することができるでしょう。
コラム:【生産工程へのIT導入失敗を防ぐには?】
(1)IT・ICT導入の狙い
中小製造業においてもIT(Information Technology)やICT(Information and Communication Technology)の導入が少しずつ進みつつあります。例えば、手作業や紙で行っていた工程を、情報のデジタル化と併せてIT技術を活用したソフトウェアを生産工程に導入する場合などです。具体的な例としては、検査工程で測定した値が良品の範囲に収まっているかを発注データと照らし合わせ、自動判別するケースなどが挙げられます。
IT導入の目的としては、以下の項目の何れかに該当するはずです。
- 工程タクトタイム短縮など生産性の向上
- 自動化による作業人員または作業工数の削減
- スキルに左右されない業務の標準化
- ヒューマンエラーの撲滅
- 生産進捗状況の把握(見える化)
(2)IT導入に伴う失敗事例
生産工程に新たにITを導入する場合、生産する製品や工程は会社ごとに異なるため既存ソフトウェアをそのまま使用できるケースはごく稀で、多くの場合は個別にソフトウェアを新規開発、または既存ソフトウェアのカスタマイズが必要となることがほとんどです。
こうした場合、以下のような失敗事例をしばしば目にします。
- ソフトウェアの操作に伴う作業が追加となり作業者の負担が増える。これにより、逆に生産性が低下する、あるいは作業者が面倒なので使おうとしない。
- ソフトウェアに柔軟性がなく、特急品への対応などイレギュラーな作業に対応できない。
- 想定していない不良や作業が発生した場合に、ソフトウェアがフリーズして復帰できない。
- 新製品や製品のバリエーション展開に対応できず、その度にソフトウェアの改良をソフトウェア開発企業に外注しなくてはならない。
結果として、試用しただけで結局本格導入をあきらめた、あるいは現場にフィットさせるために何度もソフトウェアを変更せざるを得なかったというケースもありました。
(3)失敗を防ぐには?
なぜこのような事態に陥るかというと、依頼する側のものづくり企業はソフトウェアの仕様策定に慣れていない一方、受託するソフトウェア開発企業はその製品の生産工程や作業内容を十分理解できていないからです。
これを防ぐためには、開発に着手する前に以下を整理して仕様に落とし込み、明文化(要件定義)することが重要です。
- ソフトウェアに求める機能
- 現場作業者のストレスにならないインタフェース
- 不良発生時の処理方法
- 標準工程とは異なる特注品や特急品への対応
- 新製品対応などソフトウェアの改変が必要となった場合の対応方法
しかし、こうした要件定義ができる人材が必ずしも社内にいるとは限りません。そのような場合は、ソフトウェア開発企業との間に経験豊富な外部専門家(技術コンサルタント)に入ってもらうことも有効です。技術コンサルタントはいわば両者をつなぐ通訳なのです。
技術コンサルタントは解決すべき課題と製造現場の実態を把握した上で、依頼元と十分な協議の上仕様を策定しソフトウェア開発企業に提示します。この時、現場での使い勝手や発生するであろう障害等をどれだけ想定して仕様に盛り込めるかがコンサルタントの腕の見せ所です。
こうしたIT導入により、「生産性向上に大きな成果が出ている」と答えている中小企業はたいへん多いことが統計上知られています。
ITと製造現場に精通する技術コンサルタントを有効に活用して、遠回りせず最短距離でITを導入し自社の生産性向上につなげて頂ければと思います。
会社名 | 合同会社フォレストらぼ |
代 表 | 二川 真士 |
所在地 | 〒371-0116 群馬県前橋市富士見町原之郷1483−8 |
法人番号 | 6070003003095 |
事業内容 | ・無人航空機(ドローン)による空撮及び環境調査 ・ネイチャーガイド及び自然観察の企画・運営 ・技術、知財、品質マネジメントシステムに関するコンサルティング ・設計受託 |
代表略歴 | ・設計会社にて、製品設計開発、新事業開拓・立上げ、知財戦略の策定、特許ライセンス交渉、品質マネジメントシステム構築を担当。 ・超小型半導体製造システム「ミニマルファブ」に立ち上げ時から関わり、国家プロジェクトにて装置共通筐体開発チームリーダーを担当。 ・平行して、ブナの森『玉原高原』を中心に、群馬県内の森林で様々な自然観察会の企画や講師を務める。 ・2016年より開始されたドローン操縦士認定を一早く取得し、ドローンを活用した空撮・簡易測量・森林や野生動物の調査を実施。すでに200時間以上のフライト経験を有する。 ・日本感性工学会 評議員/一般社団法人群馬県技術士会 副会長/一般社団法人東京技術士会 理事 |
主な資格 受賞履歴 | ・ドローン操縦士/安全運航管理士/インストラクター/二等無人航空機操縦士 ・森林インストラクター/NACS-J自然観察指導員 ・技術士(機械/総合技術監理部門) ・GOOD DESIGN AWARD 2014にて『未来づくりデザイン賞』特別賞を受賞 |
TEL | 080-9523-3007 |
メール | info☆forestlab.jp ※メールの際は”☆”を”@”に変更してお送りください |
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